学生のみなさまごきげんよう
マキ学長はジャストナウ、 in マレーシアでございます。
マレーシア第二の都市にしてリゾートタウンでもあり、世界遺産の街でもあるペナン島からうきうき!本日の講義をおおくりしたいと思います。
レポートいたしますのは、周一族の橋とよばれる観光名所。
海へと細長くのびる桟橋の上に、そのむかし中国からやってきた周さんの一族が家を連ねてくらしている、おもしろい場所なのです。
桟橋はほかにも5本あって、それぞれ、李さんや陳さん、林さんたちが住んでいます。
マレーシアではマレー語のほか、英語もよく話されているのですが、「一族の桟橋」を英語でいうと、Clan Jettiesとでなるそうで。
オンラインゲームではチームやコミュニティを指すことばとして「クラン」というのがよく使われていますが、語源はこのClan「一族」からきているそうですよ、なるほど~
旅に出てもドラクエのことばっかり思い浮かんでしまうのがわたしの最大のチャームポイント♥なもんですから、この桟橋をわたりつつ最初に思い浮かべたのは、ドラクエ4の町、リバーサイドでした。
画像:Kenchannel
https://www.youtube.com/channel/UChiAv5etrJjHXiAPoUp1_LA
リバーサイドは名まえのとおり川に沿ってつくられた町で、川の両岸に家や宿屋、お店がありました。
自分の船で町の中に入り、岸や中州の小島をいったりきたりする、とても変わった集落で、幼き日にプレイしたドラクエ4のなかでも、とくに思い出に残っている場所のひとつです。
リバーサイドのほかにも、ドラクエ4は水とかかわりのあるシーンが多かったですね。
名もなき海辺の村で、かわきの石を拾ったりもしたし、滝の流れる洞くつもあったし、そして芸人パノンと旅した、水の都スタンシアラも忘れられない。
水辺の暮らしはなんだか不便そうなのに、どうしてみんな水上生活をするんでしょうか。
ペナン島の海上に住む周さんファミリーは、新しい家を建てるのもたいへんそうに見えたし、車もサビるし、しょうじきいって周辺の海もちょっとくさかっ……
調べてみたところ、ペナン島の周さん一族の場合は、もともと、税金をのがれるために海上に住み始めたそうです。
くわしいことはよくわからなかったのですが、陸地にいない以上、税金がかからないのだそうで、それは現在も変わっていないらしい。
ナルホドなっとく。
ドラクエ4の水上集落の中では、スタンシアラの国がもっとも不便そうに見えました。
画像:懐かしゲーム実況
https://www.youtube.com/watch?v=h4XzllB0_4M
城下町にたどりつくには、船で島に乗りつけた後、細い道をぐるりと迂回せねばならず、街の中もお城の中も水びたしで、船に乗ったり下りたり。
おもしろいけど、ちょっとめんどかったりもしました。
それでいつも思っていました、どうしてこんなめんどうな暮らしをするのかなって。
世界一有名な水上の都として、イタリアにベネツィアという街があります。
5世紀ころ、この地の人々は、異民族の侵入をふせぐために、わざわざ足場の悪い湿地帯に退いて暮らしました。
そしてその街が大きく発展して、ヴェネツィア共和国になっていったのです。
スタンシアラももしかしたら、外敵の侵入を警戒してあんな構造になっていたのかなあ。
そういうふうに考えてみると、いろいろとたのしいだろ?そーだろ?な?な?
ドラクエ4は、それまでの1~3とくらべて格段に、各街や国が独自色を帯びていて、世界をめぐることが楽しくなった作品でした。
陽気な人々が強い武器や防具を売ってくれた、第2章のさばくのバザー、王さまみずからが鍬をふるい畑仕事をしていたソレッタの国、ガスが噴き出して荒廃した鉱山の町…。
マキ学長的には、さばくのバザーがいちばん好きでした。
その名前をきいただけで、アジアや中東のような異国の雰囲気とか、お肉の焼ける匂い、熟れすぎた果実の匂い、人びとの活気が伝わってくるような気がして。
今回マレーシアでも、チャイナタウンやインド人街のたくさんのバザーをおとずれたのですが、そのたびにやっぱりさばくのバザーのこと思い出します。
ドラクエ脳だから旅が好きなのか、世界の旅が好きだからドラクエが好きなのか。
どっちもあんまり変わらんな★
とまあ、そんな学長とあそべる、コケティッシュな当大学のブログです。
どうぞまた、ご訪問下され~