お正月だよマキ学長!ジャイラ密林すぺしゃる

さあさみなさん、こんにつわ
お正月ですってよ学生諸君
あったかコタツでおみかん食べてまっか?
問題です、
年末年始のわたしはどこに行ってたでしょうかーーーっ


ANAで直航7時間!学長、リアルジャイラ密林へ

成田-プノンペン便は1日一往復!

この子、学長の飛竜ですがなまえはエアバスっていいまーす!
今まで学長と一緒に世界のいろんな国ぐにを飛び回ってきた落ち着きのない子。
カンボジアの首都プノンペンなら片道7時間!
ちゅうわけで冬休みを迎えた学長はエアバスといっしょにカンボジア王国にきていまーす。


学長、さっそく遺跡を調査

さあさあ、カンボジアいうたらあの遺跡でしょ。
あの遺跡は今や世界中の観光客から大人気、2018年にはじつに280万人があの遺跡をめざしてぼうけんに出かけたそうです。
とくに年末休みともなれば物凄い人出。

ぼうけん好きだけどひきこもりの学長は人ごみがだいきらい。
人がなるべく少ない時間にゆっくり遺跡をしらべたい学長は朝5時半におきてコソコソと出掛けました。

いやもう日昇ってるやんけ

涼しい時間にこっそり…と思ったのにもう暑い。
人とバイクとトゥクトゥクがひっきりなしに立てる砂ぼこり。
野良犬、野良ねこ、ヤシの汁。
このあたりで煮炊きする人々の生活の匂い。
遠くの寺院から聴こえる僧たちの歌うような読経。
遺跡は、ひっそりと密林の中に佇んでいるのかと思いきや違って、人々の生活の中に、それはにょっきりと生えている、という感じ。

学長、遺跡の「トサカ」が気になる

やはりこの遺跡のチャームポイントといったらこの「つんつく」トサカでしょう。
ゴテゴテしたとうもろこしのような、それでいてソフトクリームのような…。

それで生まれて初めて学長、この「つんつく」に近づいてみたところによれば、つんつくは、無数の仏像や装飾でできていました。

遺跡のゴテゴテとした装飾の中で代表的なもののひとつが、ヘビの神様であるナーガです。

外廊のナーガ(アンコール・トム内バプーオン)

ナーガはもともとインド神話の神でしたが、遠い昔にヒンドゥー文化を受け入れたカンボジアでも、ナーガは超ポピュラーな存在になりました。
その後ナーガは中国に伝わり竜信仰と融合したという説もあります。
コブラがいなかった中国大陸では、ヘビはより神格化され、竜として伝えられたのかもしれません。

西洋ではモンスター、悪しき敵として捉えられるられることの多いドラゴンですが、日本を含む東洋の神話や伝説には、神や人間の味方として登場していることが多いのです。
ドラクエヲタとして是非おさえておきたい、おもしろい相違点です。
このへんについて詳しく書いたこっちの記事も、お正月休みでお時間のあるうちにぜひどうぞ↓

竜をめぐる文化とドラゴンクエスト

2019年5月9日


ところでナーガといったらドラクエシリーズにも登場してたんですよ奥さん知ってました?

カパーラナーガ。
学長はドラクエ5でしか見たことない。

カパーラは頭がいこつのことなんだそうで。
子どものころは、こいつの頭部分が張ってるのは、かぶとみたいな物を被っているからだと思っていたけど、コブラが周囲を威嚇して頸部を広げた形の表現なのかもしれない。
遠くカンボジア国まで赴き、朝もはよから遺跡のナーガ神と向き合ってそう思い至った。
マキ学長は天性のドラクエ脳。もうどーしょもねえ。

決戦!ジャイラ遺跡モデル論争

さてさて、つぎにドラヲタの皆様にお見せしたい遺跡はコレなんですコレ。
広い都市遺跡アンコール・トムのなかにあるピラミッドスタイルの廃墟、バプーオン

この遺跡ね、アンコール遺跡群のなかで多分そんなに人気があるやつじゃないと思うんですけど、マキ学長はこれ今回一番の推し廃墟。

だってコレ見たとき思ったんですよ、「あ、ここジャイラ密林とおんなじじゃん」って。

ドラクエ10でわれわれがジャイラ密林を訪れるようになって早5年。
世間にはずっと「ジャイラ遺跡のモデルはアジアか南米か論争」があったと思うんですけども……え?あったの、あった。わたしの中にはあった。

だから学長はカンボジアにやってきてこのバプーオン遺跡見た瞬間に、ジャイラ密林のモデル論争に答えを見た気がした。

それではここでご覧いただきましょう、はいこれジャイラ密林の遺跡。

向かって左側に見える尖塔の遺跡。
このとんがり具合がとっても東南アジア的だなと思ってて、学長は初めてここを訪れた時から「ジャイラのモデル=アンコール」派でした。

ただ、右側の階段状の遺跡を見てるとどうしても、メキシコのテオティワカンとか、チツェン・イツァのピラミッドのイメージに寄ってしまうんですよね。
だから長年、決着がつけられずにいたわけなのだ。

しかしこうしてカンボジアのアンコール遺跡群の中にピラミッドを発見してみると、うむ。

似ている…。

左:ジャイラ密林の参道から神殿へ向かう道
右:バプーオン寺院への参道(学長さつえい)


さらに、バプーオンへの参道は、往時には両側が水で満たされていて、参道が水上に浮いているように見える作りだったそうです。
ますます、ジャイラ的じゃあありませんか。

そしてこちらが、比較対象のメキシコ、テオティワカン遺跡にある「太陽のピラミッド」。
ここには行ったことないので、フリー素材サイトから画像を失礼しました。
相違点としては、規模が大きすぎることと、周囲に水場やジャングルがないことでしょうか。

バプーオン遺跡の参道を寺院側から学長さつえい。

わたしのイチオシのバプーオン遺跡はちゃんと熱帯雨林の中にあって、参道の両脇には沐浴場があって…。
うんうん。ジャイラの雰囲気出てる、出てるよぉ。

ちなみに、ジャイラ密林には、うんち状のこんな建造物もありますがみなさん覚えてますか。
学長はおぼえてた。

でね。
学長はカンボジアで、このうんちにそっくりな建物も発見したのです…!
はいこちら!

どぉーん

これはですね、カンボジアの首都プノンペンにある、独立記念塔です。
カンボジアは1863年から1953年までフランス領でしたが、その支配から脱したことを記念してつくられたものです。

余談ですが記念塔の周囲はとても大きなロータリーになっていて交通量も多いのですが、そんな一等地の中、塔の真向かいに北朝鮮の大使館がドカンと建っておりただならぬ力関係を感じさせます。

そしてプノンペンは今や、莫大な中国資本投入によって超高層マンションホテル、やショッピングセンターの建設が進み、急速に中国化が進んでいます。
タクシーの運転手さんは学長にこう嘆いて見せました。
”We are as if Chinese Puppy.” 
俺たちはもはや中国の犬だ。
独立とは、カンボジアの真の独立は、一体どこに。