ヴァナ・ディールにありてアストルティアを思う

やっほぅ
せいと諸君、ここがどこだかわかるかね

姿は違えど、マキ学長です

今わたくしが潜入しておりますのは
ファイナルファンタジー11の世界であります
ヴァナ・ディール!

学長はアチラの世界のちびっこ種族、タルタルに変身して今日のブログをおおくりしております。

ヴァナ・ディールも、アストルティアとおなじように種族がいくつかおりまして、好きなのを選ぶのですね。
なんというかエル子的なポジションの種族がなかったので、ややプク子ちゃんドワ子ちゃん寄りのキュートな種族にしてみました。
かわいいでしょう

おうちでお花を育てています

でね、ヴァナディールにやってきて1週間くらいなんですが、やっぱりアストルティアといろんなことを比べながら旅しちゃうんですよね。

あっドラクエXはべつにやめたりしてないし、当大学もげんきに運営してゆくよ
まあ、ジェルザークとかとんと行かなくなっちゃったけど よいのだ

そんなわけでね、本日は「ヴァナ・ディールにありてアストルティアを思う」ということで、語ってゆきたいと思います。

 

FF11はまだまだ現役17歳♡

今月サービス開始17周年を迎えたFF11は、日本にはじめてコンシューマゲーム機(PS2)で遊べるネトゲを産み落とした創造神。
そしてネトゲに端を発するさまざまなトラブル、疾病、社会問題を呼び起こした、まさに大いなる闇の根源であります。

そんなFF11パイセンはまだまだ現役17さい♡
メジャーアップデートは終了しちゃってるけど初心者もたっぷり楽しめる、いまならオールインワンパッケがオドロキの1,980円ダヨ(2019年5月31日まで)。



という宣伝はここまでにして…

とにかくヴァナ・ディールからレポートしたいのは…

★ 日本ネトゲ界漸進期の、運営陣の多大な努力を感じる

★ いろんな仕様の古さ、めんどくささ、ダサさにいらつきながらも、古き良き2000年代を感じていとおしい

そんなポイントをお届けしたいと思いま~す

1、ログイン画面が超ださい

とりあえずゲームをたちあげるわけですが まずこれめんどくさい

スクエニのサーバーに入るためのいにしえのシステム PlayOnline

とりあえずログインそのものがややこしい。
ゲームに直接入ることはできず、まずPlayOnlineというものにログインしなきゃらならないんだけど見てほしい、この古くささ…!

画面上部のレトロなアイコンの数々、ここでは伝えきれないけれど決定ボタンを押すたびに鳴る、シャキーン!ドシャーン!という大げさなサウンド…!

さらに接続を待つ間、古代のダイヤルアップ回線のようなツー、ツー、ツツツツ…という頼りない音が鳴るので不安で泣きたくなります。
そんなこんなでいちいち、1990年代晩期~2000年代初頭みを感じてしまい、ログイン早々、何だかなつかしいような、コッ恥ずかしいようなきもちを味わえます。

さてPlayOnlineにログインした後、さらにその中でFF11を立ち上げねばなりません
この二重の管理体制をくぐり…さらにワンタイムパスワード入力…
めんどくさい…



そしてようやくゲームにログインすると、まずは「リアルの学校やお仕事を大切にしてください」というありがたい訓示を毎回賜ることになります。
毎回です、毎回。

2、地図がびっくりするほど適当

まず大前提としてFF11は日本以外から接続することもでき、国ごとにサーバを分けたりもしていないので、外国勢も意識したつくりになっています。

そのためか、まずもって地図がオール英語



英語が苦手な人は、この時点でやめちゃいそう
でもFF11の地図が秘めた破壊力はそれだけじゃない…

地図通りに進んでも目的地に着けない

そんなバカなと思うけれど本当にたどり着けないのです。
地図では通れそうに見えるのに、実際に行ってみると山があったりして、通れなかったりするのは茶飯事。
マキさん、ブチぎれながら山やら谷やらを迂回します。



ストーリーで、この地図に載ってる塔に行ってこい!っていわれたんだけど、わたしは地図のどこに塔が描いてあるのかさっぱりわからず…。
ネットで調べて、ようやく右下の白いやつが塔だということがわかったんだけど、私にはどう見てもこれ、水たまりにしか見えない。

アストルティアの地図なら、「スイの塔」とか、ダンジョン名が必ず書いてあるのでこんなふうに迷うこと自体ありえないのですが…。
もっとビックリしたのが、このらくがきみたいな地図、お店に行って買わなければならない、ということです。
しかもけっこうこのらくがき地図がお高いんです。
3000ギルとかするので、完全なるおねだん以下。
まあいいだろう、地図をもとめて、地図やさんへむかいましょう。

3、街の人も施設もスーパーフリーダム

じゃあ街のどこかにある地図屋さんを探そうということになるんですが、街がまた死ぬほど広くて、街の中に居るNPCも信じられないくらい多い。

ドラクエXだと、初期村は規模も小さく、村人も少なく、ゲームを開始したばかりの人がひととおりの機能をすぐに把握できるようなつくりになっていますが、…FF先輩はそんなアマチャンではない!

これ、わたしが初期街として選んだウィンダスという街のマップの一部ですが…じっさいには、この他に4つのエリアがあります。

マキさんはプレイ開始時、この町から出るのだけで2時間要しました。
旅立ちに必要な話を人々から聞き、門を見つけるまで2時間…。
オェッ。
これだけでこのゲームに挫折する人がいてもおかしくない。

まずもって、街にごったがえす大量のNPCがわかりにくいのです。
誰が何をしてくれる人なのかがぜんぜんわからない。



なぜならば、アストルティアでいうと「案内人○○」とか「道具屋○○」のような、NPCを種類ごとに識別できる表示が、FFにはまったくないからです。



この人が地図屋さんなのですが、見ただけだと何のお店なのかさっぱりわからないよぉ…!
名前も何て読むんだろう…?
そしてとても重要なお店なのに、マップにも載っていません。
さらに人々の名前が英語であることも、覚えにくさに拍車をかけています。

ついでに、街の施設を表しているらしきアイコンもさっぱりわかりません
見てください、これ★

3本の足が生えたなぞのせいぶつ

どうやら、ドラクエXでいうところの住宅村を表しているアイコンらしいのですが、タコにしか見えません

住宅村がなぜタコに…

では、ほかにもFF11ご自慢の謎アイコンをご紹介★



① なんだこれ… キラキラ大風車塔かな?
② なんだろ… 食べかけのリンゴかな?

行ってみよう


① レストランのマークだったらしい… わかんねーよ!




②は宿屋らしい…
わかるかーい!

もーやだ、マキさんはかえる

もどってきました

ふぅ

アストルティアに戻ってくると、いろいろと、シンプルで、わかりやすく、面倒くさくないように気をつけて作られているのがよーくわかります。
オラァ… オラァ、ドラクエの温室で育っちまったんだなあって…。

それから、あらためてドラクエXすごいなあと思ったのは、ネトゲ化しても変わらず、伝統的なドラクエシリーズの操作方法が踏襲されてることです。
黒いマルチウィンドウを使って選択肢をえらんでいく方法もずっと昔から変わらないし、「さくせん」「なかま」「どうぐ」など、使われている言葉も昔とおんなじなので、歴代ドラクエになじみのある人なら、操作で迷うことはないようにできています。

FFだとこうはいかないからなあ…もう、むかしのFFのおもかげはほとんどないもんね。
操作を覚えるのがたいへんで、ストーリーもいまいち頭に入ってきません…。

とまあけっこう大変なんですが、ドラクエとの文化の違い、さらにはヴァナ・ディールにも相方恋愛はあるのか?など気になることはいっぱいあるので、ちょこちょこ進めつつ、調査研究を進めようと思っています。

FF11やっている人がいたらTwitterで学長までおしえてね~!

[itemlink post_id=”1399″]