それでは聴いてください、学長のDTM作品
はいどうも～マキ学長でえす
お聴きいただけただろうか……
学長がはじめてDTMで作曲してみた曲、「雨と虹」でした！
これを作った日はですねぇ9月頃で、超大型台風が来ていました。
雨風のピークはもう過ぎ去って、でもまだ少し雨が降り残すような日のお昼から夕方の時間に書きました。
ピアノのぽろぽろ、ぱらぱら、というトリルはその雨の音をあらわしたつもりです。
雨が上がっても現実に虹は出てこなかったのですが、もし虹がかかって、空がだんだん明るく晴れていくとしたらこんな感じぃ、というイメージで、曲の終わりに向かってだんだんと楽器を増やしていきました。
ピアノは自分で弾いて生録音し、他の楽器は打ち込み（PCで音符を入力していく）を使いました。
バイオリン、ギター、あと沖縄の三味線が少し弾けるので、遠いいつかは、文字通り「楽団ひとり」結成したい、と浅はかな夢を見ております。
やはり生演奏で録音した部分は音符の長短やらサステインやらが繊細に表現しやすくて、あとで聴いてみると打ち込みの音とは雲泥の差ともいえるリアリティを出せることを知りました。
一方で、打ち込みにしかない強みもたくさんあります。
自分では弾けない楽器の音色が自在に操れる、課金すれば楽器の種類が無限に増えていく、楽器だけじゃなく鳥の声とかなんか変な宇宙人ボイスとか、いろんな効果音も買える。そもそも音楽の知識がまったくなくてもノリだけで作曲できるなど、その可能性は計り知れないものがあります。
というわけでゲームBGMっぽいものも試作してみました
今、DTM練習として、リスを主人公としたリスのRPGをつくるという設定で、各種BGMを試作しております。
本作はその一曲目、「リス王国のリスの城」です。
（以下私の脳内設定）
森の中で育ったリス勇者は、成人（1才）の誕生日、リス王国の平和をおびやかす猛禽魔王カ・ラースⅣ世をとうばつすべく、旅立ちます。
「このひのために きょうまで おまえをりっぱな げっ歯目にそだててきたつもりです…」
そう言って見送る母にうしろ尻尾をひかれながら、リス勇者はリス王国のリスの城へ。王さまに出立の挨拶をするため謁見するのでした。
うん完全にどっかのドラクエ３のぱくり、にのっかって作曲すすめていきたいと思います。
お城の曲も、敬愛してやまないDQ３「王宮のロンド」を密かにいや完全にオマージュし、C-Majorのバロック調になっております。
リス王国には王さまおかかえのプロの楽団がいますが、そのプロの演奏にまじって、ときどき素人のへたくそなリスが、ちょっと音程の外れた陽気な笛で乱入してきます。
わたしの家で飼っているシマリスが、寝言？いびき？で「ぴぴぴ、ぷぷー」とか「きゅ、ぴー」とか鳴いていることがあるんですが、その声にちょっと似ています。
初心者ゆえ、一曲書くのに2週間くらいかかりました。
途中、「おいおい妙にスラスラ書けるな、俺天才か」となった数小節があったのですが。
待てよなんか聴いたことあるなコレ……と思って確認したところ、なんと無意識のうちにＤＱシリーズの他のお城ＢＧＭの１フレーズを書いていました（DQXの天星郷の聖天区画で流れるやつ）。
「うわやばばばばばばば、無意識に無邪気に盗作してた！」って超蒼白になって修正しました。
のべ12年もＤＱＸを通して曲を聴いて生活してるから、DQのあらゆるメロディが骨身に刻まれすぎているのでしょう。あやうくすぎやま大先生の曲を汚してしまうところでした。
先生、申し開きのしようもございません、切腹します！
でもあーし、作曲あきらめない。
夢は時間を裏切らない、時間も決して夢を裏切らない。
って松本零士から盗作疑惑をかけられたマッキーも歌っていたからね！（のちに和解）
エッ何の話か分からないだと？
まあ知らなくてもいいんだ、若者は
でも私はあの曲とても好きだなぁ。
マキ学長でした！
