キソから始めるネトゲ恋愛 「アストルティア相方分類学」

グッド・モーニング、学生諸君

 

ドラクエ総合大学のマキ学長だよ

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本学の門をくぐってくださる学生がここ2~3日でものすごく増えたので、学長はたいへんびっくりしています。

でもよくみると、みなさんあんまりマジメな動機で入学してくれた学生ではないようでして……

 

自分が相方とかつくったり、色恋関係のトラブルに巻き込まれちゃうのはまっぴらゴメンだけれど、やっぱ、指と指の間から覗き見て「ウハ…」って薄く笑ってみたい

 

そんなところだろう!

 

OKOKだいじょうぶ、それを学長は好奇心と呼びます。

 

わたしなんて、好奇心と、ひときれのパン、ナイフ、ランプをカバンに詰め込んで、3年もの間ひとしれずネトゲ恋愛を調査研究してきた、まごうこと無きマッドサイエンティストです。

 

よござんしょ、
どなたさまも、ともに究めてまいりましょう。

 

人が人を恋いる感情はいつだって操縦不能、ときにとてもいびつな形でわたしたちの前に立ち現れてくるもの。

 

そう、恋とか愛とか言ってみるけれど、しょせんどれもいびつなのです。

 

PC画面越しの、顔も名前も、ましてや本当の性別すらわからない人に恋をしてしまった。

 

ある人はそこで「私って頭がどうかしているんじゃないか」と惑い、誰にも打ち明けられないままに苦悩する。

 

またある人は全くそこでつまづくことなく、至極奔放に振る舞い、別れたら次、別れたらまた次、と新しいネトゲ恋人を作りつづける。

 

わたしがネトゲ恋愛を面白いなあと思っているのは、そういう、本来人間が持っているとても人間らしい弱さや矛盾やアホっぽさ、「頭では分かっているのに心が言うことを聞いてくれないヨーっ!」というままならなさみたいなものが、一般的な恋愛よりもずぅっと強く見ている側に伝わってくるところなんですよね。

 

それは、いわゆる恋愛脳プレイヤーの方々が、恥とか外聞とか周りから陰口叩かれるであろう危惧とか、そんな一切をかなぐり捨ててまでなんか知らんけど頻繁に日誌を書いてくれたり、ちゅーしているスクショを公開したりしてくれて、研究資料に事欠かないという理由もあるのですが……。

 

イヤハヤ、なんつうかすごく個人的には、「ハッハッハ、愛いやつじゃのう」という気分になるのです。

 

なりませんかね。

 

まあいいです。

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がくちょ、あのご本とって!

 

それでは今日の講義にまいりまっしょ!

今日のテーマはこちら

「相方分類学」です。

 

 我々の暮らすアストルティアには、たくさんの相方カッポーが存在しており、お付き合いの仕方も実にさまざまな様子。

そこで今日はこんな方法論にて、相方たちを分類してみたいとおもいます。

 

 

① 相方の種類をざっくりと5種類にカテゴライズし、それぞれの特徴をまとめます。

 

② そして少ないですが、「検体数」を表示します。

 これは、学長の実際の知り合い等に実在する(した)カップルの数です。

 

 

 

【相方分類Ⅰ型】
恋人型 (ゲーム内限定属)

 

いわゆる恋愛脳どうしの組み合わせによる相方関係で、ゲーム内限定で交際活動を行うタイプ。

 

ネット内限定であるためか非常に奔放な行動を取る者も見受けられる。
中には出会いと別れを繰り返す恋多きプレイヤーもいて、そのたびにフレンドリストをリストラクチュアリングしたり、時にはキャラもろともリセットして新しい人間関係を構築するといった多忙なプレイヤーも存在する。

 

(検体数:5)

 

 

【相方分類Ⅱ型】恋人型 (リアル発展属)

 

タイプⅠから派生した亜種で、ゲーム内相方として親密度を深めたことにより、リアル通話や直接面会の機会を持つようになり現実の交際に至ったカップルを指す。

 しかし最近の傾向として、最初からこのⅡ型になることを前提として相方募集するいわゆる「直結型」の台頭が目立つ。
冒険者の広場に投稿される日誌にも、相手のリアル居住地を限定したり、年齢などを細かく指定したりするものが散見される。

 

(検体数: 3)

 

 

ちなみに、マキ学長とは別の、とあるネットゲーム研究者が、その著書の中でネトゲ恋愛について指摘していた言葉がとても印象的なので紹介します。

これは、若年プレイヤーどうしの相方関係が、ときに超スピードでリアルの同棲や結婚に結びつく事例に驚嘆するコメントです。

(カッコ内 : わかりやすいように補足した言葉は学長によるもの)

 

 

“(相方になったあと、)リアルで直接会って、お互いが気に入る。

 

すると、ゲーム画面上でピューッ!と移動するキャラのように、簡単に(相手の家などに)行ってしまう。

 

個人の領域や境界線のようなものがない。

 

お互いに段階を踏んで接近してゆくコミュニケーションが希薄なような、そんな感触が残る。

 

もちろん相方みんながここまで極端にリアル発展するわけじゃないし、そもそもどんな展開を選ぼうがカップルの自由。

 

ただ、ゲーム内でたくさんの時間を費やしていて本当の人間関係が少ないプレイヤーほど、こうした「自他の境界線の感覚が希薄」という傾向があるのではないか、とその研究者さんは分析していました。

 

ご参考まで。


 

【相方分類Ⅲ型】戦友型

 

学長は、このタイプを別名「攻略希求型」とも呼んでいます。

恋人関係よりも、ゲームにおける共通の目的達成を重視し、協力しあって効率よく旅をするための関係。(たとえばレベリング、アクセ合成、金策など)

恋愛感情を伴うかどうか、またその程度はカップルによって違いがある様子。

 

マキ学長がこれまで接してきたⅢ型相方のみなさんはⅠ、Ⅱ型とくらべて関係が長期安定しているケースが多く、相方以外のフレンドとの交流も減少しないことが特徴でした。

 

相方持ちのプレイヤーさんは誘いにくいなど不評を買いがちですが、このⅢ型さんに関してはそういう閉鎖的なところがなく、相方制度のデメリットを感じさせないことが1つの魅力と言えましょうか。

……でもでも、みんなに見えないところでは、ひょっとしたらおさかんなのかな…? (●´ω●)

そういうのもステキっすね!

 

(検体数:3)

 

 

【相方分類Ⅳ型】リアル夫婦・恋人型

 

ん~こちらは説明不要でしょう。

もともとゲーム好きのリアルカップルが、緒にドラクエをやっているようなケース。

 

(検体数: 5 多いデスネ!とてもうらやましいです学長は切実です)

 

  
【相方分類Ⅴ型】

「契約不存在型」 あるいは「相互認識不一致型」とも。
相方文化研究においてもっともオイシ・・いや研究妙味があるのがこのⅤ型カップルです。
「相方になってください!」とか「付き合ってください!」といった、告白とその了承というプロセスがないまま、なんとなく自然に毎日一緒に遊んでいるような甘酸っぱい男女関係だよ、きゅんっ♡

契約不存在である以上、厳密には「相方」と呼べないのかもしれないのですが、むりくり相方類型に含めたいと思います。
だってこのⅤ型を研究対象から外してしまっては
研究の面白さが激減してしまう!
学長ココはぜったいゆずらないんだからねっ!!

 

このタイプにはこのタイプ特有の相方問題や悩みがあり、本当にそりゃもう アナタ身もだえしちゃうほど

 

「甘酸っぱい」んです!

 

たとえば

 

毎日いっしょに遊んでいる異性フレ。

「わたしは彼を好きだけど、彼はどうやら恋愛脳じゃないっぽい……。

告白したいけど、嫌われちゃったらどうしよう?」

とか!

 

「彼のほうは彼女を相方だと思い込んでるけど、彼女はほかにも似たような男性フレがたくさんいる」

とか・・・!

 

はんもう マキさん しんぼうたまらん

 

ネットという性質上、相手の気持ちがいまいちクリアに把握できないからこそ、甘い妄想にふけったり、ときにはイライラしてみたりと、甘酸っぱい「これって恋なの?アイツってあたしの一体何なのヨォ~!」をえんじょいできる疑似相方コース、Ⅴ型。

 

最強説。

 

反面、たとえば一方的な嫉妬・束縛など、「お互いの存在をはっきりと定義していない」ことによるトラブルも起こりがち。

 

相方研究家の好奇心を刺激してやまない垂涎の存在がこのタイプⅤなのであります

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ツスクルの学び舎出身のマキさん。いまではこんなにおおきくなりました

 それじゃあ今日の相方文化講義はココまでだよ

学生諸君、ちゃーんとおさらいしておいてくれよな!

 

  

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