学生諸君、ご機嫌いかが
ドラクエ総合大学、マキ教授の総回診です
いやー
イメージではこういう写真にしたかったんです
唐沢さんも、うしろにいる伊藤英明さんも若いデスネ!
(2003年フジテレビ・共同テレビ)
みなさん観てました?
「白い巨塔」
マキさん、こういう社会派ドラマが大好きなもんで、毎週かじりついて観てました。
矢田亜希子ちゃんめちゃかわいくて、毎週どんなお洋服着てるかチェックしてたもんね!
でも、ブルーガールっていう海外ハイブランドの10万円くらいするワンピとかばっかりで、「高くて真似できねぇじゃねぇか!」と毎週ハンカチを噛んで暴れていました。
まぁそれはいいんですわ
ほんじつのブログで、「白い巨塔」をくろーずあっぷしたマキさん。
注目したいのは、医局の派閥争いでも医療過誤問題でもなく、男の嫉妬です。
唐沢寿明演じる大学病院のエース、財前助教授は若くして食道ガン手術の腕前に定評があり、次期教授の最有力候補と目されていました。
そんな彼に嫉妬心を募らせていたのが、彼の上司でもある東教授(石坂浩二)。
財前の辣腕ぶりにも、野心にあふれたビッグマウスぶりにもムカついていた東教授は、とにっかくまぁ、ふだんから財前にいじわるしたり、次期教授選で財前を当選させないためにわざわざ別の候補者を連れてきたりして、彼の医師人生をジャマしまくっていました。
いや~…
男の嫉妬ってスゴイもんですね。
マキさん、女の嫉妬っていやだなぁって長いこと思っていたんですが、男の世界ってのもなかなか苛烈なのですね。
女どうしは、ささいなことから妬み僻みが発生しやすくて、会社や学校でトラブルが起こりやすいと思うんです。
仲間はずれにするとか、悪口をいうとか。
そんなのがねちねちと長~い間つづくのが、女の世界の特徴だったりします。
けれど、嫉妬に起因する嫌がらせのスケールという面では、男性のほうがずっとでっかいんだなと思ったりしますね。
男の嫌がらせはもう、ハンパじゃない。
まったくもってお戯れレベルじゃ終わらない。
僻んだ相手の息を止めるまで社会的立場を徹底的にぶっつぶしに行く、それが男のやり方なのさ。
財前を教授選で落選させ、彼を外科学界の権威から転落させるためにあらゆる工作を実行することが、引退を目前にした東教授の医局生活のすべてだったわけですね。
すごくいじわるなこと言っていそうなお顔
※ こんな素っ頓狂な話題から始まりました本日の記事ですが、
このあとの文章にはドラクエ10(バージョン4.0)の物語のネタバレを含みますぞ。
ご新規プレイヤーさんはご注意くだされい★
でね、
マキさん思うんだけど、ここ数年のドラクエには、こんな男の嫉妬がからんだエピソードが多くないですか?
① ドラゴンクエスト10サブクエスト
「失われた時を探して」
まずはこの方。
ヒストリカの配信クエストに、古代都市リンジャハル滅亡のカギを握る人物として登場した召喚士リンジャ―ラ氏です。
リンジャ―ラ氏にはひとりの親しい友人がいました。
その友人は戦いにも知略にも長け、そのうえ女にもモテたので、いつしかリンジャ―ラは彼を妬むようになりました。
そして親友を超えたいと願うあまり、魔物の召喚に手を染め、果てはリンジャハルの街を滅ぼしてしまいます。
このクエストのラストは、主人公の出生の秘密がチラ見えするというインパクトがありましたが、親しい人間のあいだに生まれた嫉妬がひとつの都市を消滅させてしまったという末路もとても恐ろしくて印象的でした。
② ドラクエ10Ver4.0ストーリー
「古代エテーネの王ドミネウス」
バージョン4.0のおはなしに登場した、エテーネ王国の王ドミネウスです。
息を吹きこむとプピ~ッと鳴る風船のようなおヒゲがとってもキュートですね、と思いきや、この人もまた業の深い人物でした。
王族に伝わる「時渡りの能力」が幼いころから乏しかったドミネウスは、豊かな能力を持った弟王子への強い劣等感を抱きながら育ちました。
そして王位を継いでなお、優秀な弟へのコンプレックスに苛まれていた彼は「時渡りの力」を奪う目的で魔法生物を創り出し、自国民や家族を襲っては力を吸収し集積していきます。
積年のコンプレックスによる心の歪みを感じますね
シミだの穴だのって、ねぇアナタ。
ドミネウスは実子であるクォード王子にその陰謀を見破られてしまいます。
しかし詰め寄られた王は、まったく悪びれた様子もなく「これはすべてエテーネ王国の繁栄のために必要なことだ」と言い張りました。
エテーネ王国のため…。
なんだか、こういう場面、リアル社会でもよく見かけるような気がするんです。
抽象的な大義をふりかざすことで、私情による行動を正当化しようとする人たち。
たとえば会社でのワンシーン。
● 上司(男性)
● 部下
(男性、マキさんにとっては先輩。
非常に優秀で周囲の人望も厚い)
● マキさん
(二人を観察するいやな後輩)
という、3人を登場人物とする実話でございます。
上司は、優秀で人望のある先輩にやたらつっかかります。
稟議につまらんケチつけたり、突如怒鳴ったり、おいしい仕事を回さなかったりするような場面を、わたしは何度も見たことがありまして…。
そういうときって大体、上司は「おまえってやつぁ、この仕事やって何年になる?まだ全然わかってないなァ~!」なんて言ってみたりさ。
とてもささいなミスなのに「おッ…、お前は何をやったか分かってるのかッ」なんてわざと周りにも聞こえるように言ったりしちゃってさ。
なにやら抽象的で大きな話をふりかざして叱咤するフリで、その実、先輩のことを単に貶めようとする上司。
か… かっこわる…
わたしはいつも思っていたんです。
「あ~、この上司は先輩にしっとしてるんだなー」って。
「嫉妬はいつも正義の服を着てやってくる」
タモリさんも、いつだったかそんなことを言っていたような気がするなー。
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