「追いつく」をエンジョイ

こんにちは生徒しょくん!
ドラクエ総合大学、学長をつとめておりますマキさんです

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当大学のブログを読みに来てくださっている人の中に、最近になってドラクエ10をはじめた初心者のかたもいるのかな?

もしいたら、マキ学長はとてもうれしいよ!

ゲームのプレイそのものだけじゃなくて、こういうブログやSNSでの交流、情報の交換とか、うそかほんとかわかんない噂話とか、わたしがしているみたいなゲーム内恋愛の研究とか。

そういう幅広い副産物も、ドラクエという大人気ゲームだからこそ成り立つ「コンテンツ」だと、マキさんは思っているからさー!

ちまたでは
「今からでも最前線に追いつけるの?」
「運営陣は追いつけるって言うけど…」
っていう話題がけっこう盛り上がっていますね~。

この「追いつく」の意味が、「最旬のコンテンツに行けるようになる」ことなのだどすれば…。

プレイするかどうかを決める重要なポイントを「追いつきやすいかどうか」に置くのって、きっとほかのネトゲを経験したことがある人たちなんだろうか?
ネトゲ自体がはじめてだったわたしの場合、そういうことはいっさい頭になかったもので…。

マキ学長はドラ10を始めてはや5年。
わたしの場合、始めたときはもう知らないことづくしで、何もかもが新しく、見渡す限り、すべての人やモノや慣習が、奇妙で仕方なくて。

だから自分の周りのフレとかチームしか見えてませんでしたので、先行勢に追いつきたい、なんて思想は1mmも持っていなかったです。

というか、「先行者がいる」っていうことも知らなかった。
だって、オフラインゲームしか知らなかったわたしですからね、「このゲームは冥王を倒したらやめるもんだ」だと思っていましたもんね。

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これね、わたしの古くからのフレの間では有名な話なんですけど…。

いろんな職のレベルを上げてパッシブスキルを取ったり、スキルポイントを増やすことによってキャラを総合的に成長させていくシステムなんだってことを理解するまでにわたし、1年以上かかりました。

だから、クエストでもらった職業装備とか着ないと思って捨ててましたし、なんなら職業の証も捨ててました。
マキさんて学長なんて言ってるけどけっこうアホなんだな、と思ってくださっていいっす!

いいんですが、単にアホというよりは、こう、「ネトゲをネトゲらしく遊ぶ」ことができるようになるまで、真の初心者は本当に時間がかかるってことなんだと思うんです。

5つの大陸をまわってエンブレムを集めて、鉄道で駅を結んで、いつか冥王を倒す。
そしたらこのゲームはクリアーだって、1年くらいずっと思っていました。

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1年経って挑んでもまだメッチャ強くて苦労したっていう。

で、オマエはたったそれだけに1年もかかったのかよ、って話なんですけど、わたしの場合はかかっちゃった。

それは、途中でフレンドができて、チームに入って、その人たちに教えてもらって新職のレベル上げをしたりアクセを合成したり、装備をかわいくドレスアップしたりすることを知ったからです。

つまりネトゲの醍醐味である果てしなき寄り道が、わたしを「冥王倒してクリア」から1年間も遠ざけた。

さらには仲間うちで恋に落ちちゃったり喧嘩したりする人が現れて、関係ないマキさんまで、何かとトバッチリ受けたりなんかして。

そんなこの世界の、まさにふしぎなドロドロに首をつっこみ、しょーもない浮き世のどくどくヘドロに汚れ。
全くもうこの人たち、ゲームの中でまで一体何やってんの?

そうやって呆れる気持ちの一方で、
こいつら超面白いじゃん!て思い始めたんですよね。
あー、ネトゲって、この世界って、ゲーム会社でなく、プレイする人が作っているんだな、と。

そう思えたとき、この愚かしくも愉快な、果てしなき寄り道を、もっとこの人たちとしてみたい、と思ったのです。

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お庭に置ける露天風呂が実装されたときの写真。
わたしの豊かなバストにおどろくプクリポ貴公子

いやねホントわたしの場合、冥王を倒す以前の段階で、ネトゲ界のドロドロをかなり経験して、知らなくてもいい事もかなり知った気がするし、おかげですごく迷走しましたよね。おそらく今ドラクエ10をはじめたばかりの人にも、マキさんと同じではないにしても何かしら未知の戸惑いとかショックな出来事とかが起こると思います。
ネトゲをまったくやったことなかった人はとくに。

でも、そんなアストルティアのおかしな文化を感じながら迷走してみてほしいですし、雑多なつまづきや失敗も、思いきり堪能してみてほしいなあなんてわたしは思います。
ダイジョーブ、職業の証は捨ててもまた手に入ります!

思えばですね、わたしの場合は先行プレイヤーに「追いつく」直前あたりがいちばん楽しかったんですよ。
たぶんそれはちょうど3年くらい前だったんでしょうか。

わたしですね、「ガチ勢に追いつきたーい!」って思ったことはなかったんですけど、細切れの、小さな憧れみたいなものはいっぱいあったんですね。

ピラミッドで流行りのオノむそうしてみたい!

カッコよくMP配ってシャイニングボウでトドメ刺すスマート魔戦になりたい!

マスカレイドブーツ履きたい!

キラキラポーンおぼえたい!

覚えているのはこの4つです。
「全部キホン事項じゃねーかよ」って話なんですけど、当時のマキさんにとってはかなり遠い夢だったので。
チームの先行プレイヤーがこれらを何でもないことのようにやってのけているのが、わたしにはすごくカッコよく見えた。

で、折しも、メタキンコインが使いやすくなってきて、レベル上げがきらいだったわたしでも、この4つの憧れに、手が届きやすくなったんですね。

それでもやっぱりイン時間があまり取れなかったので、思うようにカンストとかは出来なくて。
あと少しで手が届く、でももう少し、もう少しなんだあああ!

そんな「追いつくまでの直前期」が最高に楽しくて、そのころは毎日ヨダレたらしてコントローラ濡らしてました。
クライマーズハイってやつですかね。
うん何か違う

あと、退魔の装束セットを揃えたときもうれしかった。
退魔はわたしがはじめて買うことができた、当時の最新装備だったんです。

キャプチャ
退魔の僧侶ドレスアップこんなんだった
あ、当時はひげは生えていなかったよ

とまあ、そんなわけだから学生諸君。
ドラ10を始めたばかりで、やること、やりたいこと、知らないことがたっくさんの学生諸君!

そんなときは今しかない。
レベルは上げることはできても、下げることはできないのだから、レベルが低いとき、自分にまだまだ先の見えない伸びしろがあるときをこそ、学長は楽しんでみてほしーよ!

はしれ、初心者。
悩み、戸惑い、たくさん間違えてみようじゃないの。
「ありがとう」「あのときはゴメンね」そんな繰り返しだけが、人生なのだ。

「追いつく」をエンジョイ!

▼ブログランキンさんかしております~