こんばんわ
ドラクエ総合大学学長、ネトゲ恋愛研究家のマキさんです。
相方研究熱がみなぎりすぎて3年前にこっそり実行した相方探しお見合いパーティ潜入記録、略してバグダッド日誌。
もはやこの幻のプレイべが行われなくなってからかなりの時が経過し、おそらく当時の関係者どなたにもご迷惑をおかけすることもないと思うので、初公開、今日ここにその記録をおみせしようと思います。
へへへ
相方募集お見合いパーティ、
通称おみパ。
それは第二次相方ブーム期(と、私は呼んでいる)の2015年頃に行われていたドラクエ10内プレイヤーイベントでした。
まずはおみパのあらましをどうぞ
〇 主催者さん宅で月一回程度開催されていたプレイべ。
〇 事前に冒険者の広場で開催告知あり
〇 運営スタッフ3~5人が常駐。
〇 参加無料
〇 参加資格特になし、ただし成人していること
じつをいうとこれ以外に、「冷やかしではなく、本当に相方を探している方でお願いします」という条件もありました。
潜入調査のために突入しようとしていた私でしたが、それなりの振舞いを見せていれば他のプレイヤーにまぎれられるだろうと軽く考えていました。
それにぃ~、もし素敵な男子がいたら~わたしだって相方作っちゃうかもしんないから~、冷やかしなんかじゃないしぃ~!
しかし!
当日、驚いたことに開場入り口には検問兵が配置されていたのです。
彼らは何をしていたのかというと、フリーコメント記載内容の検閲。
スタッフが住宅の前で、来場者に向かって白いチャットを飛ばすのです。
「みなさーん!リアル性別、希望する異性の種族やプレイスタイル、イン時間や頻度などをフリコメに書き込んで、スタッフの確認を受けてくださーい!」
まさかここまでガッチリ検閲されるとは思わず、玉虫色のフリコメで関所をやぶろうとしていた私は並んでいた列から抜け出して、コッソリとフリコメを書き直しました。
「つよくて前衛のオーガさんがすきです!でもやさしいプクリポさんもいいな。戦闘が大すきなドラクエ3年生です」
そのときは幼女の姿をしていったのでかわいこぶってそう書きました。
「いったい私は何をしているんだ」と一瞬正気に戻りそうになりましたが、相方研究への情熱をふるい立たせて戦地へと乗り込みました。
じつはマキさん、このプレイべが広場に登録された瞬間からぜったいに行こうと計画しており、前日はまじでまじで眠れなかったぐらい楽しみにしていました。
当日の仕事を手早く終わらせたマキさん、すばやさ錬金の靴でダッシュ帰宅。
夕ご飯とお風呂をいっぱつしあげで終わらせ、イベント中にキーボードの充電が切れないよう何度も確かめ、机の上にはノートとペン、撮影用のスマホ、飲み物とお菓子を用意、ちゃんとトイレもすませておこう。
ん?この風景どっかでみたことあるな、NHKで特集していたネトゲ廃人の姿かな?
ちなみに、おみパの運営陣による「おみパのサポートスタッフを募集します」という日誌もアップされていました。
「スタッフには全員この制服を着用していただきます」として課金装備を指定していたあたり、スタッフの方にも厳しい審査があるのね…
主催者様のなみなみならぬ情熱を感じてドン引…いえ感心した次第です。
当時は今とちがって、課金装備を持っている人なんて、あまりいなかったんですよ。
相方という文化のために時間と労力とを捧げる、人並み外れた情熱。
承知しています、
熱心なあまり狂っているのは、私とて同じ。
次のバグダッド日誌でいよいよおみパ本番のようすをレポートしたいと思いまーす
マキさんは紺色のゆかたが一番すきだよ
今日は暑いから、マキさんもうこれいじょう書けない。
てっぺんにマンゴーの果肉をごっそり載せた、嘘みたいなかき氷が食べたいです。
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