12年間ずっと飽きない遊びベスト3


やっほー学生諸君。
また久々更新になっちまったマキ学長です、2025年もよろしくね!
今日は学長がアストルティアで12年間飽きもせずずーっとやってるコンテンツベスト3を公開するね!べつに誰にも聞かれてないけど!

第3位 万魔の塔


学長、めっちゃ万魔好き。
死ぬほど通ったのに今でも全然飽きなくて、気づいたらずーっとこれやってる。
今回調べてみたらもう実装から5年以上経ってるみたいで、「エッ5年?」と仰天した。
私あんまりログインしないのにほぼ万魔にいるため、フレンドからよく「まだそれやってるの?まさか1~5層全部行かないよね?」と愚かなチャットが飛んでくる。
愚かな。
全部行くに決まってるだろう。
だって楽しいんだもん。

レベルあげもやってないし種々のアクセも未完成で私のキャラはあんまり強くないから、5年経った今でも3~5層は余裕で全滅できちゃうから楽しい。
波状に現れるモンスターがじりじりと包囲網を狭めてくるのが、学長興奮しちゃううううう
画面を埋め尽くす大量のモンスターをわざと集結させて、ぎりぎりまで引きつけて、そこで海賊の私、
「ゆけっ!ウルトラ大砲パニックキャノン、Fire!!」
ってやるのに5年間ずっとハマってる。

サポの魔剣はHP1000超えのバケモノなのに、どんなピンチのときもチャージが来たら迷うことなく波動解放優先して死んじゃうとことか、「は?お前そこはダークマターだろ」ってなって好き。
4層でもうこれサル山か?ってくらいシルバーデビルに囲まれてるのに「練魔の秘法!」「魔剣解放!」からの2ターン使っておきながら「メーダKに煉獄魔斬!!」とかやられると画面の前で私思わずニッコリしてしまいます。

サポ旅も黙ってハッスルと蘇生とビートだけしててくれればいいのに、たまに2人死んでるのにレボルを優先するところとか狂ってて超好き。
サポがそんなフリーダムなのに、私も私で、海賊、どうぐ使い、スパスタとかで行っちゃうからもう毎回めちゃくちゃ。
でもこんな私と5年経ってもやつらは本気で取っ組み合いをしてくれる、だから好き。

万魔最高。
作ってくれた人ありがとう。
が、時を同じくしてリニューアルされた「魔塔」のほうは5年放置しててごめんなさい。

 

第2位 汗と涙の結晶づくり


いやー、コレコレ、コレですわ。
DQXで私が一番快楽を感じる作業はコレですわ。
汗と涙の結晶づくり。
結晶づくり好きな人、いる?いたら学長まで連絡してほしい。俺たちは心友になれるはずだから。

話は長くなるが、12年前の話から聞いてほしい。

12年前。
友人に勧められてDQXを始めてすぐ、その友人に冗談まじりに言われたことがあった。
「きっと君のことだから、すごく非効率なプレイをしてるんだろうね」と。

彼はたぶん、ネトゲ初心者のわたしを少々小馬鹿にしてそう言っていた。
馬鹿にされてるんだろうなとは思ったけれど、言い返さなかったのは、怒ったからじゃなくシンプルに心から、彼が何を言っているのかわからなかったからである。

数カ月経って、彼が言いたかったのは「経験値の高いモンスターを狩って、早くレベル上げれば良いのに」ということだったと気づいた。
ああそうか。
効率的なゲームプレイとは、あらかじめ経験値の高いモンスターを調べ、その狩り場を覚えていって、短時間でたくさん倒すことらしい。
そうか。趣旨は理解した。
理解はしたけどやっぱり、それは私にはない価値観だった。
DQX12年生となったいまでも効率を意識してプレイすることはほぼない。
あるとすれば、「短いプレイ時間でどれだけ 楽しいうおおおお!を量産できるか?」と言えば近いだろうか。
私の場合、獲得経験値やゴールドの量と 楽しいうおおお!はかならずしも結びつかないようだった。

ゲームに取り組むにあたってのスタンスを生まれて初めて他人と比較したあの経験は衝撃だった。
わたしはDQXを始めてからずっと、オンラインゲームにおける人間関係やプレイヤーの心理について考え続けているけれど、この研究癖の端緒は、いま思えば12年前の彼との会話にあったのかもしれない。

それは経験値かもしれない、ゴールドかもしれない。誰よりも早くエンドボスを倒すことかもしれない。SNSやブログを更新することかもしれない。
きっとプレイヤーによって千差万別に満足度の指標があるのだろう。
そこに思い至れたとき、わたしのDQXはただのゲームではなく、無限の豊かさをもつ地平になった。

私にも、1つだけわかりやすい指標がある。
汗と涙の結晶ができる瞬間のキラキラキラッという音と光を摂取すると、私はうれしい気分になれる。
キラキラキラ。
バトル後の一瞬の光、その星のさざめきのような音を聴くたびに、私の満足度は高まる。
キラキラキラリ。

なんたって「汗と涙の結晶」っていうネーミングがいい。
装備品の使い込み度や消耗具合という概念が存在するゲームは数あれど、その具体的実装におけるセンスではDQXが群を抜いている、と思う。
闘いのあとに汗と涙の結晶が残る、っていう物語性と分かり易さが素晴らしい。
アイテムの説明をみれば「共に戦い過ごした 装備品たちの結晶」とあり、武器や防具への愛を感じてさらにグッとくる。
こんな小さなどうぐ一つにも、ドラマとロマンをちゃんと込めてくるドラゴンクエストらしさにシビれるではないか。

12年前に初めてできた私の汗と涙の結晶は、いまもハウジングのタンスに入っている(すごい臭そうだけど)。
素材屋が取り出してくれた、陽に透けてきらきら光るしずく形のプリズムみたいなそれを、エルフの私は何度もたんすから取り出したり、窓辺にならべたりしていつまでも眺めていた。
はじめてコインボスに行った日。通いつめたピラミッド。真災厄の王。
12年分の、そのときどきの私のそばにいてくれた、武器や防具やともだちたち。それを思うことがとてもうれしい。
キラキラ光るときのうれしさと達成感は、なぜだか12年経っても全然変わらないんだなあ。


第1位 ギリギリ防衛軍


サポと行く万魔もいいけど、やっぱり最高にたぎるのは見知らぬ他人とのイザコザだよね!
ウフフ、学長、イザコザ大好き。
だから今日もヤベエやつらとのマッチングを求めて、ヴェリナード酒場の扉をたたく。

マッチしたら秒でメンバー8人を確認!
よしきた私以外誰も赤マフラーなしの三等兵。8人中4人がレベル100未満。
不穏な気配たっぷりで開幕からみなぎりますわ。

戦闘開始、ん?人間男さんが門前からぴくりとも動かない!
ザワ…… 嫌な予感!ゾクゾクしちゃう
案の定、東にゾエベガが湧いたあたりでつり目の魚男が怒りだす
「おーーい?」>人間男
「放置ですかー?」>人間男
「通報しますよーー?」>人間男

ゾエベガ2匹と雑魚軍団に中央サークルを抜かれた瞬間、魚男の怒りはオトリ札ホルダーに飛び火。
「おとりは?」
(全員)・・・・・・・
「誰だよおとり」
(全員)・・・・・・・

ウフフウフフ、魚超怒ってる、もっとなんか言えもっとおお、なんて思ってたら、さっきまで微動だにしなかった人間男さんが急に覚醒、正門前にオトリ設置……!
各方面で食い止めていた全敵軍が門にむかってまっしぐら!
チリンチリーン、魚男さんが 無言抜け しました!

序盤から単独で大ボスに突っ込む壊れたバトマス!
何人死んでも絶対蘇生回復しない賢者さんの得意気なイオグランデ!
なぜかさみだれうちしかしない魔法戦士!
今頃になっていっせいに放たれる金縛りとオトリ…!それどこにあったの、ねぇ…!

ああ、最高、燃えろ燃えろ、もっと燃えろ、学長、防衛軍大好…き…!
昔からよく言ったものだよ。
防衛軍には ”妖怪オトリ隠し” が出る、ってさ。



というわけでね、読み返してみたら汗と涙以外は実装後12年も経ってないんだけど、まあ細けぇこたあいいんだよ。今日もわが愛するDQXはサイコーだよ、ってコト!
今夜も何が起こるか楽しみで、仕事で疲れててもギリギリ防衛軍行っちゃうぞー!
マキ学長でした。

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