そのエル子、株主につき

学生しょくん、コンバンハ!
最近あっついね

あす6月21日は、われわれの株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス(以下スクエニHD)が株主総会を行うワクワクのきんようびであります!

じつは学長ね
かぶぬしなの へへへ

今年も、会場となるハイアットリージェンシー東京におよばれしたので、張り切って行ってきたいと思っています。

いうても、学長がもっているのは最小単元の100かぶです。
会社ごとに、かぶを買うときは最低でも100以上ですよ、とか、1000以上ですよ、とか単位が決まっているのです。
つまりはマキ学長など、しょせんは、みじんこ株主…

かぶぬし総会出席に伴って送られてきた資料によれば、もっとも多くの株を所有してるのは、スクエニHD名誉会長で、旧エニックスの創始者でもある福嶋康博さんです。
所有株数はぶっちぎりの約2400万株で、すべての株のおよそ20パーセントをお持ちです。
ミジンコども、道をあけい。

もうあのですね、ミジンコなのにミーハーで総会きちゃってごめんなさい、って感じですけど学長はそんなことはおくびにも出さず前のほうにすわってふんぞり返るよていです。

ちなみに個人大株主の第二位は宮本雅文さんといって、旧スクウェアの初代代表だったおかたです。
ぺらっと資料をめくり、大株主の持ち株比率をながめるだけでも、いろんな力関係とかみえてきそうで怖…まちがえた面白いです。

ちなみに学長は、昨年も100かぶ持って株主総会にしゃしゃり出ています。
そのときのレポートは▼こちらから読んでみてね

株主総会ふいんき勢

2018年6月22日

最近のスクエニ株は伸び悩み

学長ですね、きばった投資家というわけではないので、基本、かぶはほったらかしにしています。
普段、いくらになってるかなとかチェックしたほうがいいのかもしれないけど、まあ忘れてます。

でもいちおう、かぶぬし総会に出席するにあたって、この1年間の実績はどうだったのかなと気になったので、スクエニ株の現状を確認してみることにしました。

ここ1年のスクウェア・エニックスHD(証券コード9684)

あらやだ学長が買った時よりもすっごい下がってた。
しょんぼり
1年間も目を離すと、こういうことになるのだな。
でも学長、スクエニさんのことは、長期的におうえんしたいと思っているので、ここでへこたれたりはしないんですけども。

2018年下期はいっきに下がっていたんですね。
そして年末年始にかけて一段と落ち込んで3,000円を割り込んだあと、なんとか最近ちょびっとずつ持ち直してきてるのかな…(不安)といった具合です。


アメリカのトランプは マホトーンをとなえた! 中国の習は こうげきを まねかえそうとしている!

直近一年間の日経平均株価

スクエニ株が大きく値を下げた2018年後半の日経平均株価を見てみると、上がったり下がったりしながらも、やはり大局的には下降線をえがいています。
日本の株式市場全体が不調だった理由は、簡単に言いますと、「アメリカと中国の貿易コロシアムがアツくなってきてたから」です。



アメリカのトランプ大統領(まほうつかいLv108)は、かねてから中国に対して「俺らばっかり輸入して損してるもん!オマエラからの輸入品に高い関税かけて封じてやるんだからなーっ。ばーか!」と、執拗にマホトーンをかけつづけていました。

んで、中国の習近平国家主席(あそびにんLv108)のほうも黙っていうこときくようなアレじゃないので、「何だとこのヅラ野郎!だったらこっちもアメリカ製品の関税上げてやるんだからなーっ」といってトランプのマホトーンを「まねまね」し、この応酬がずっと続いているというわけです。

アメリカが中国に「関税高くして困らせてやるぞ」と言っている商品にはスマホなんかも含まれています。
そのスマホを作るための半導体とか、液晶とかのなかには、日本で作られているものもたくさんあったりします。
ですから、米中のケンカは米中のコロシアムでやってるんだからジパングには関係ないよね~っということにはならないため、われわれジパングの株式市場も元気をなくしていたというわけなのですね。

というわけで、スクエニHDとしてはこの1年間がんばってきたんですが、それでも国内外における経済の大きな波には逆らえなかった、ということでしょうかね。

そんなスクエニさんの今後の展望は

そんなスクエニ株が今年に入って少しずつ元気を取り戻し、もっとも高値をつけたのが6月4日でした。
2019年6月4日、この時なにがあったのかというと

おー!コレコレ! 

前日の6月3日に、ドラクエシリーズ新作として発表されたドラゴンクエストウォーク。
このとき急騰したのはスクエニ株だけじゃなく、共同開発者のコロプラさんも年初来高値をマークしています。

まあ学長はβテスト抽選はずれちゃったんだけどね。
やりたかったな。
歩いて歩いて、歩きまくって、履きつぶしてきた靴の数と同じだけの夢たちを数えたかった。

この新スマホアプリ「ドラゴンクエストウォーク」には、スクエニ社としてもきっと大きな希望を抱いているはずです。
かぶぬし総会に向けて送られてきた資料によれば、ここ1年でサービス開始したゲームアプリはどれも予想していた利益を下回ってしまった、と書いてありました。
2019(平成31)年3⽉期決算(2019年5月13日発表)
22019年3⽉期決算説明会資料より

当ブログによく登場するわたしの友人ヒロミのご主人が、いつ見てもロマサガRS(図右下)をやっててドはまりなんですお。
で、ヒロミはゲームしない人なので、ご主人はゲーオタのわたしが遊びに来ると話が通じて嬉しいらしく、「マキさん見て見て、クジンシー!」「見てこれ、こないだガチャでとったやつ強え!」とかじまんしてくるのです。

このご主人いわく「今はまだギルド(フレンドと一緒に遊べるシステム)が始まってないけど、そろそろ実装されるはず。そこから課金祭りやでええ」ということだったので、ロマサガRSは今後、利益が伸びてくる感じなのかな。
二人して「パリィ!」とか「乱れ雪月花!」とか言ってるのでヒロミはそんなご主人とわたしを、すごいつめたい目でみてきます。

ほかにも、最近は色々と新作やリメイク作品の発表もありましたですよね。
FF7リメイクはきっと買っちゃうな~。

加えて、総会資料によれば、今後スクエニは中近東、中南米、南アジアにも目を向けているとのことで、ますます海外展開を拡大していくようです。

そのためにもスクエニ社は、これから積極的にゲーム業界に乗り出してくる多国籍企業群との連携に向けて根回しをしているとわたしは思います。

それはたとえば、今年11月にクラウドゲームサービスを開始する(日本でのサービスは未定)と発表したGoogleだったり、同じくクラウドゲームへの参入を正式に表明したMicrosoftだったりするのかも…。

いま、日本と諸外国のゲーム業界のちがいとして最も目立つのは、「日本のゲーム界は、SwitchやPS4といったゲーム機が中心になっているけれど、海外ではほとんどのゲームがPCでプレイされている」ことだと思っています。

サブカル大国日本としては、たくさんのゲームハードを産み出してきたことは誇らしいことでもある一方、このズレの存在は、たとえば日本でeスポーツが普及しない一因になったりしていて、なかなか複雑というわけです。

日本のゲーム会社が世界で生き残っていくためには、日本の持ち味も残しつつ、やっぱりこの「世界とのズレ」に対応していく必要があります。
そのためには投資や方向調整が必要だし、スクエニ社も今は来るべき将来の事業に向けて忍耐と努力の時なのかなと思っています。

だからマキ学長は、今は株価が下がっててもスクエニ社を信じて、かぶを大切にそだててゆく所存だよ!

では、明日は午前10時にかぶぬし総会が始まるので、今日は早めに寝る学長です。
できるだけ近いうちにレポート記事もかくので、また読みに来てねー。



それでは学生しょくん、ごきげんよう
明日も暑そうだからみずのはごろも装備で行きますが、ご来場予定の読者様におかれましては、わたしのこと探さないでください。


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