少年革命家と私

その少年はまだ10歳だけど、学校へ行くのをやめてしまった。
どうしてとたずねると、
「先生のいうことを黙ってきくみんながロボットみたいに見えたからだ」という。

学校に行かないことは不幸じゃないし、行きたくないところにむりして行く必要なんかない。
かれはそう言うのだ。

そうだね。
まわりの人たちと考えが違いすぎてさびしい気持ちになったり、いやなことを言われたり…
そんな居心地のわるいところでぐっと辛抱して座っている時間は、とてもしんどい。

わたしは小学校も中学校も高校も大学も終わって、学校とはとっくに縁がなくなってしまったはずなのに、いい大人になった今でもこうやってインターネットの世界でああでもないこうでもないと小賢しい学問をこねくり回し、「学長」なんてやっているのは、きっと君からみれば信じられないくらいばかなことなんだろう。

わたしは幼いころから相当ひねくれた子どもだったけど、それでも「学校になんか行く必要はない」という発想にいたらなかったのは、きっととても幸運なことだったのだろうと君を見て思う。

わたしのいた町はすごいいなかだったけど、わたしの小学校は、それは美しい山と森と水に囲まれていて、まわりの大人たちが花壇にたくさんの花を植えてくれて、冬には校庭にスケートリンクを作ってくれた。

先生はこわい人もいたけどみんな一生懸命で、わたしに、世界にはたくさんの国があることや、色んな歴史が繰り返されてきたこと、英語というべつの言葉があること、それを使いこなせるととてもかっこいいし便利なこと、音楽をできるようになるととても心が豊かになることを教えてくれた。

だから今、わたしはここにいる。
それを、ゲームを媒介にしてとはいえ、ここでこうして色んな人と分け合えることがうれしい。
学校に行って、わたしが学問をすきになれたことは、とても仕合せなことだった。

君の人生にはまだ、わたしに残されている時間とはくらべものにならないくらい、たっぷり時間がある。
だから学問を捨てるとか、だめな世の中をこわすとか。
そんなおおきなことを今、全部きめなくたって良い。

ひとりで何かをしても、考えても、その考えはやっぱりひとり分しかない。
学校は、社会は、君と合わないやつもいるしくそみたいなやつもいるけれど、やっぱりそこは数千、数万の発想と能力とエネルギーの宝箱のようなもので、君の力をうまく引き出すチャンスだって、ひとりでいるよりはずっと多い。
わたしはそう思う。

だからいつか君が、
「よく考えたら学校って、めんどくさいこともあるけどそこはまあやり過ごして、おいしいとこだけ上手く利用すればすごく効率良いんじゃね?」って気がついたりしたなら、速攻手のひら返して学校に行けばいい。
それが明日でも、1年後でも、10年後でも、君はじゅうぶんに間に合う。
だれにわるぐちを言われても、どんなに笑われても、君はその選択にちゅうちょせず進め。

進め!!!!


というわけで、少年革命家の方とゴレオン将軍に突進してきましたのでその様子みせちゃうよ~!

合成リーチだからゴレオン持ち寄りをしたいとおっしゃり、PTリーダーをすすんで務めてくださる少年革命家。

ものの数分で緑玉募集から魔戦さん、戦士さんをチョイスなさり、参加者への挨拶とゴレオン2枚持ち寄りであることの確認を、てばやく済まされる如才なさ。

戦闘技術に関してもまったく危なげない少年革命家。
わたしはゴレオンで前衛をやるときはけっこう慎重で、はげおた来そうだなと思ったらあらかじめちょっと距離を取っておいて、離れることで回避しちゃうんだけど…。
技名が表示されてから華麗にヒョイッとゴレオンの後ろに回る革命家、その動き、キミ絶対ガイア時代パラやってたでしょ

さらに迷宮周回中、はぐめたが出たらサッとオノに持ち替えてまじんぎりを繰り出すなど、なにかと機転が利く少年革命家。
はじめて会った人たちと道中に軽やかな会話を交わしたり、ピンチのときに場を和ませたり、コミュニケーション能力もきわめて高い革命家…。
オメー学校行ってないなんて嘘だろ!

さらには写真左下、2013年キュララナビーチイベントの水着フルセットを持っていらっしゃる少年革命家。
ドラクエX歴は相当長いごようす。
だがその自販機はキミにはまだ早い…!



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